2017年4月19日水曜日

3月22日 ろーじ落研レポート

2017年3月22日、ろーじの落研の第6回目が行われました。

今日は最初に、全員で桂枝雀さんの「宿替え」を鑑賞しました。鑑賞後は、皆、枝雀さんの落語は誰も真似できない、枝雀さんにしかできない落語だと言っていました。
またこのような鑑賞会の時間を設けて、楽しく勉強したり、刺激をもらったりできたらと思いました。
映像を見て笑った後のお稽古は、雰囲気も明るくなり、やる気も上がるように感じました。

前回、「お血脈」をやったSさんは、今回もう「鷺取り」という新しい話を完璧に覚えていました。
声も仕草も、堂々と落ち着いて演じているように感じました。テンポもよくて聞きやすかったです。
4人のお坊さんが死んでしまい、1人だけ助かったというオチに、Sさんは、「坊さんだから、ケガ(毛が)なかった」というオチを付け足しました。

Sさんはもう一つ、「でも医者」という小噺を英語に翻訳して演じました。
最近は外国人向けに、スクリーンに字幕や絵を映して、落語をやる寄席があるそうです。
Sさんの英語版の「でも医者」は、とても分かりやすく面白かったので、外国の人達の前で、ぜひやって欲しいと思いました。

Kさんは、ケーキ屋を舞台にした創作落語を作ってきました。
半額と書いてあるのに、引換券で返されるという、ショート落語で、もっと膨らますことが出来そうです。

師匠のAさんは「高津の富」、Fさんは「延陽拍」をやります。
高津神社が舞台の「高津の富」、「延陽伯」にも高津神社に参拝するシーンが出てきます。Sさんの「鷺取り」は、四天王寺が舞台です。
Mさんは「ぜんざい公社」をやります。Mさんのお仕事と少し関係があるお話です。
身近な場所が舞台であったり、自分と共通点がある話などは、演じていても面白く、発表会でも盛り上がりそうです。この界隈に住む人達に、ぜひ観に来て頂きたいと思いました。