2017年9月20日水曜日

☆ゆったりリラックス体操の会の紹介☆

月2回、金曜日のゆったりリラックス体操の会は、高齢者の方が多いので、フェルデンクライスも瞑想も体に大きな負担がかからなそうなものを選んでやっています。
現在の釜ヶ崎では、一人で暮らす男性高齢者が多く、家族との縁が切れている方も多いです。そんな暮らしの中で、体をいたわったり、瞑想で静かに座る時間を必要とし、大事に思っている方たちとの出会いがあり、瞑想を担当してくださっている花の宮祐三子さんと協力しながら、なんとかこの会を継続して6年目に入りました。

瞑想は、常連のYさんがお気に入りのナーダブラーマ瞑想をすることが多いのですが、もともとがチベット密教の古いテクニックを参考にしたもので、
第1ステージ 30分間ハミング
第2ステージ 7分半 手の平を上にして自分から世界に広げる、7分半 手の平を下にして世界から自分へと回す
第3ステージ 静かに座るか横たわる
という1時間の瞑想です。
このナーダブラーマ瞑想は、おそらく、合気道のお稽古にも取り入れられている「倍音声明」と同じルーツなのだろうと思います。
チベットからインドに伝わってOshoのモダンスタイルな瞑想になったものと、日本に伝わってきたものとがあって、両方を体験して面白いなと思います。

瞑想の目的はなんなの? とかどういった効果があるの? と聞かれることがありますが、祐三子さんもわたしもあまり言語化するために努力しないので、うまく説明できないのですが、ハレトケの会では「やってみてよかった!」という方が他の人を誘ってきてくれるので、結局そのまま言葉での説明はあまりしていません。
わたしは、3年くらい前にひどい不眠の時期があって、その時に向精神薬やフェルデンクライス、運動やレイキなど色々と良さそうなことをやってみた中で、一番効果があったのが瞑想だったので、「プラグマチックに役に立つことがある」と思ってやっています。夜寝付けなくて、何日も眠れなかったのだけど、瞑想したらその夜にはスーと眠れたので。

小手川望

0 件のコメント:

コメントを投稿