「ろーじの落研レポート」
11名の参加者が集まり、そのうち6名が今日初めて落研に来られ た方々でした。
初めて参加された方の中から、「上方落語の『上方』って何?」と いう質問が出ました。
落語には、上方落語と江戸落語があります。
師匠のAさんが、上方落語は大阪・京都を中心にした話で、江戸( 東京)から向かって、上の方にあるから、「上方」と呼んだと教え てくれました。
上方落語に、「時うどん」という噺がありますが、江戸落語では、 「時そば」と言います。
参加者の方が、「時そば」というタイトルには、「遠き(時)こと は近き(そば)こと」という意味も込められていると言っていまし た。
いつも稽古前の談話では、落語の知識を交換できるのが楽しいです 。
また、昨日は中秋の名月だったらしく、お月見を題材にした話はな いのか、という方がいました。
皆あまり聞いたことがないそうでしたが、月見をしながら月見酒を 飲むから、お酒の落語はどうか、「まんじゅうこわい」を月見だん ごにしたらどうか、など、落研では、こういう会話があるので楽し いです。
今日は、古株のSさんが「看板のピン」をやりました。
Sさんは前回の落語芝居には出られなかったのですが、今月の発表 会には出演できるようです。Sさんの落語は、気持ちが落ち着くの で、久しぶりに聞けて嬉しいです。
この日は人数が多く、初めて会う方がほとんどだったので、いつも の落研と雰囲気が少し違うように感じましたが、それが新鮮で面白 かったです。また、今月の発表会に、もう出演するという方もいま した。
10月29日(日)に、落研のメンバーが落語を披露する、「 太子演芸発表会」が開催されます。
前回の会は落語芝居だったので、久しぶりに皆の落語を観ることが できるのがとても楽しみです。新しく加わった仲間も、 個性的な方が多そうなので、面白い会になりそうです。
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