2017年7月1日土曜日

4月20日ろーじ落研レポート

2017年4月20日、ろーじの落研の第7回目が行われました。
この日は、6名の参加者が集まり、いつも通り和やかな雰囲気で始まりました。

今日はまず、笑福亭松鶴さんの「寄合酒」の動画を視聴しました。

その後、KさんとTさんのコンビ「やじきた」の漫才から発表が行われました。
師匠が書いた台本に、二人で考えた話を足したそうです。
後半からKさんのテンションが上がってきて、アドリブが増えてきました。Kさんは「漫才をしていると、終わるのが寂しくなってきて、いろいろギャグを足したくなる」と言っていました。落研のメンバーの名前が登場したのも面白かったです。
台本ではなく二人の実際の会話や、やりたい事がどんどん足されていくのが、面白いと思いました。
台本を出て、二人で遊びたくなるのは、とても良いことですが、少し詰まったりした箇所もあり、師匠から、「ギャグ(アドリブ)を言ったら、戻ってこないと」「テンポをもう少し良く」とアドバイスが出ました。
次回はどうなっているかとても楽しみです。


毎回新しい話を覚えてくるSさんは、今日も「狸賽」という話を完璧に覚えてこられました。
子どもにいじめられていた所を助けてもらった狸が恩返しに来て、博打好きの主人公のためにサイコロに化けるという話です。
とても楽しく、可愛い話なので、落語を聞いたことがない人や、子どもに聞いてもらいたいと思いました。
賭博場のシーンから話が盛り上がり、最後まで次の展開はどうなるのだろうとわくわくしながら聞けました。

最後は、師匠のAさんが「高津の富」を披露されました。身近な場所が舞台であり、またくじを引く庶民の気持ちが描かれているところなど、共感を持って聞けるお話だなと思いました。

6月18日に父の日のイベント内で、落語会をすることになりました。
落語会に向けて、参加者の皆がどのように仕上げてくるかとても楽しみです。初回よりもずっと、それぞれの個性や、やりたい事が明確になってきており、落語や漫才をやる個々の楽しみが強まっているように感じます。同時に、気負わずに参加できる雰囲気もこの落研の良いところだなと思います。落語初心者の方や、会話の練習、人とコミュニケーションを取りたいという方に、もっと気軽に参加して欲しいと思いました。


レポート:つづら

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