2017年7月15日土曜日

2017年5月17日 「ろーじの落研レポート」

ろーじの落研の第7回目が行われました。
この日は、最近、落語が好きになり落研に興味を持って来てくれた2名の見学者を含めた、8名の参加者が集まりました。

今日は初めに、桂枝雀さんの「つる」を観賞しました。
甚兵衛という男が生き字引だという噂を聞いてやってきた男が、鶴がなぜ日本の名鳥なのかと問います。知ったかぶりをしておかしなことを言う男の姿が面白かったです。

6月18日に、カマパブで行われる父の日のイベント「父にささげるバライエティ」内で、落研のメンバーで落語を元につくられた「情けは人のためならず」という居をやることになりました。

元になった落語は「文七元結」という人情噺で、歌舞伎でも演じられています。

台本は、身投げしようとする夫婦と、そこに通りかかった人々の模様を描いた話ですが、新喜劇のような雰囲気で、とても面白かったです。人間のそこはかとない情やおかしみが感じられました。

この日は人数が足りず、決まらなかった役もありましたが、台本の読み合わせをしたところ、配役もそれぞれ雰囲気の合った役に決まりそうでした。芝居や落語の人物と、実在の人物の雰囲気や性格が似ている事が、なんとなく面白いと思いました。台本の台詞が、演じる人が言いそうな言葉だと、それだけで笑いが起きそうです。

本番まで、後数回、皆で練習する日を設けました。

秋には、ろーじの落研の一周年記念イベントもやるかもしれません
落研のメンバーは、落語に登場する人物のような面白さを持った魅力的な方々なので、それぞれ思い切り楽しんで欲しいと思いました

この活動は、「平成29年度 大阪市ボランティア活動振興基金」からの助成金をえておこなっています。

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